Pyon's Diary
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2008-09-08 舊 平成廿年戊子葉月玖日辛亥 (月・晴) [長年日記]
「報」は「はう」か「ほう」か。(字音仮名遣ひ)
自分が舊漢字・舊假名使ひを使ふ際に參考にしてゐるのは次の二册の辭書。
- 改訂版 角川國語辭典 (角川書店、武田祐吉・久松濳一、改訂150版)
- 改訂版 漢語林 (大修館書店、鎌田正・米山寅太郎、改訂版)
「報」の音讀みは角川の方は「はう」と成つてゐて大修館の方は「ほう」と成つてゐた。
等を讀んでみたがどちらが正しいのかはつきりしなかつた。他の書籍を調べてみると、
- 三省堂大辭林は「ほう」。
- 舊字舊かな入門は「はう」。
と矢張り分かれてゐた。仕方が無いので暫くは「はう」で行く事にした。
追記: (2008-09-09)
此乃解説は信じて良いのかな?。
上の頁を讀んで、此處に書かれてゐる事が正しいとすると、自分が今迄鍛へて來た辭書を可成り修整する必要が有る事に成るので氣持ちが沈んで來た。
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偶々見附けたので、コメントしときます。結論から申しますと、「報」の字音仮名遣は「ほう」になります。簡単に言ふと、宣長大人が唱へた旧説が「はう」、現在の学会の定説が「ほう」になります。宣長大人の時代は資料が限られてゐましたが、現在は訓点資料なども利用可能ですので、旧説の誤りを訂正できたのです。参考までに、最近販売されてゐる漢和辞典ではどうか確認した処、十数例の内、「はう」を記載したものが4例ありました。其の中に『字統』も在つたのですが、白川先生が学会の定説を知らない筈はありません。何かお考へがあつたのかも知れません。後、『新明解国語辞典』のあとがきも参照される事をお奨めします。
コメント有り難う御座いました。今迄拾年近く角川だけを見て「はう」として單語登録をしてゐたので可成りがつかりです。新明解國語辭典の事も有り難う御座います。今度書店に寄つた際に内容を確認して買つてみようと思ひます。