Pyon's Diary
2007-02-11 舊 平成拾捌年師走廿肆日 (日・晴・紀元節) [長年日記]
舊漢字辭書の登録語數が壹萬伍阡に成つた。
以下の場所に置いた。
解凍してATOK for Linux辭書ユーティリティの一括登録機能を使用して登録する事が出來る。
追記: ATOK (2009)が出た。
此の辭書データも字音假名遣ひ以外は不要と成つて仕舞つた。
洋袴と靴を買つて貰つた。
ち○し○が誕生日の贈物をし度い、と云ふので二人で池袋の西武百貨店に行つた。
五階の紳士服賣場でまづ黒の長洋袴を買つて貰つた。製作はEDWINで型番は503 FLEXと成つてゐた。
生地が柔らかくて穿き心地が良かつたので此にした。
裾直しを待つてゐる間、五階を歩いてゐたら靴屋の前を通り掛かつた。今穿いてゐるのが一寸草臥れてゐたので、結局Hush Puppiesの靴も買つて貰つた。

ち○し○有難う。
此で汚れるのが厭だから不斷履か無いとか云ふと本末顛倒で叱られるのだろうな。
IPAフォントから埋込ビットマップフォントを除去した。
(2009-02-27 現在は此の方法は止めてgdi++を使つてゐる →)
WinXPで使用してゐるFirefox (2.0.0.1) ではIPAフォント (14pt)を使用して頁を閲覧してゐるのだが、埋込ビットマップフォントが有効に成つて仕舞つてゐて、アンチエイリアスが効か無い爲見映えが惡い。

其處でIPAゴチック・IPA Pゴチックから埋込ビットマップフォントを除去する事にした。
參考にした頁を以下に擧げた。
先づは此の頁で解説されてゐる道具を集めた。
- ttfmodw-0.0.7-flex.zip (ヒンティング、アンチエイリアシングの設定を調節する道具。Bluelight Novaで配布されてゐる)
- ttsdk.zip (TTFをTTCに纏めるMAKETTC.EXE、或いはTTCをTTFに分解するBREAKETTC.EXEが含まれてゐる。XLsoft (エクセルソフト)で配布されてゐる)
- FontTools.exe (TTFフォントにビットマップフォントを埋込む道具SBIT32.EXEが含まれてゐる。Microsoftで配布されてゐる)
- ttfname3.zip (フォント名を編輯する。geocities/meirで配布されてゐる)
殆どの作業はコマンドラインで行ふので「C:\WORK」と云ふディレクトリを作り、其處に上記の道具とIPAフォントを置いた。
C:\work>dir
ドライブ C のボリューム ラベルがありません。
ボリューム シリアル番号は 084E-1F0B です。
C:\work のディレクトリ
2007/02/11 19:17 <DIR> .
2007/02/11 19:17 <DIR> ..
2007/02/11 18:58 792,152 FontTools.exe
2003/01/08 10:15 2,890,224 ipag.ttf
2003/01/08 10:16 2,890,444 ipagp.ttf
2007/02/11 18:52 84,356 ttfmodw-0.0.7-fixed.zip
2007/02/11 19:17 139,702 ttfname3.zip
2007/02/11 19:01 639,150 ttsdk.zip
6 個のファイル 7,436,028 バイト
2 個のディレクトリ 45,586,870,272 バイトの空き領域
EBDT(埋込ビットマップフォント)を除去した。
TTFファイルからEBDT(埋込ビットマップフォント)を除去するにはFontTools.exeに含まれるSBIT32.EXEを使用する必要が有るので、先づFontTools.exeを解凍した。
FontTools.exeを解凍するとsbit.zipと云ふ壓縮ファイルが出て來るので更に其れを解凍するとSBIT32.EXEが得られた。
取敢へずヘルプを表示してみた。
C:\work>SBIT32
usage:
sbit [-v] -a in_ttf in_bdf in_metric out_ttf
sbit [-v] -d in_ttf in_metric out_ttf
sbit [-v] -x in_ttf in_metric out_bdf
sbit [-v] -l in_ttf in_metric out_ttf
sbit [-v] -i in_ttf
sbit -?
-a add
-d delete
-x extract
-l scale
-i info
-? help
-v verbose
オプション「-i」でTTFの情報を覧られる樣なので情報を覧てみた。
C:\work>SBIT32 -i ipag.ttf
EBLC information
version=2.000000
glyphs: 0x0004 - 0x23ff
ppem: 12 x 12
glyphs: 0x0004 - 0x23ff
ppem: 14 x 14
glyphs: 0x0004 - 0x23ff
ppem: 16 x 16
EBDT information
version=2.000000
length=0x000b7b93 bytes
EBSC information
not present.
上記の實行結果を眺めるとIPAゴシックには12pt, 14pt, 16ptの三種類のビットマップフォントが埋込まれてゐる模樣。此を除去する爲に中身が以下の樣な三つのファイルを作成した。
PPEM 12 END
此を12.txtとして保存する。
PPEM 14 END
此を14.txtとして保存する。
PPEM16 END
此を16.txtとして保存する。
此等の三つのファイルを使用し、以下の樣にしてIPAゴシックから埋込ビットマップフォントを取除いた。
C:\work>SBIT32 -d ipag.ttf 12.txt tmp.ttf C:\work>SBIT32 -d tmp.ttf 14.txt tmp1.ttf C:\work>SBIT32 -d tmp1.ttf 16.txt ipagnb.ttf
出來たipagnb.ttf (「nb」は「No Bitmap」の積もり)を確認する。
C:\work>SBIT32 -i ipagnb.ttf EBLC information version=2.000000 EBDT information version=2.000000 length=0x00000004 bytes EBSC information not present.
見事に埋込ビットマップフォントが除去されてゐた。
アンチエイリアスを有効にした。
埋込ビットマップフォントは除去出來たので此でClearTypeは有効になるらしい。更にアンチエイリアスを有効にする爲にはttfmodwを使用してアンチエイリアスを有効にする必要が有るらしい。
ttfmodw-0.0.7-flex.zipを解凍してttfmodw.exeを取出し、C:\workに置きダブルクリックで起動した。

フォントファイルを讀込んでgaspプロパティを開き、全てのサイズ(8, 16, ∞)でヒンティングとスムージングを「あり」に變更して保存した。
此でアンチエイリアスとClearTypeが有効に成つたIPAフォントが出來上がつた。既存のIPAフォントと取違へ無い樣にフォント名を變更した。
フォント名を變更した。
フォント名を變更するにはttfname3.zipを解凍して得られるttfname3.exeを使用した。
C:\work>ttfname3 ipagnb.ttf
と實行すると「XML を出力しました。」とダイアログが表示された。作業ディレクトリを確認するとipagnb.xmlと云ふファイルが在つたので其れをエディタで開いた。中身は以下のやうに成つてゐた。
<!-- Family --> <T n="1,0,0000,1">IPAGothic</T> <T n="1,1,000b,1">IPAゴシック</T> <T n="3,1,0409,1">IPAGothic</T> <T n="3,1,0411,1">IPAゴシック</T> (中略) <!-- UniqueIdentifier --> <T n="1,0,0000,3">IPAGothic</T> <T n="1,1,000b,3">IPAゴシック</T> <T n="3,1,0409,3">IPAGothic</T> <T n="3,1,0411,3">IPAゴシック</T> <!-- FullName --> <T n="1,0,0000,4">IPAGothic</T> <T n="1,1,000b,4">IPAゴシック</T> <T n="3,1,0409,4">IPAGothic</T> <T n="3,1,0411,4">IPAゴシック</T> (中略) <!-- PostscriptName --> <T n="1,0,0000,6">IPAGothic</T> <T n="1,1,000b,6">IPAGothic</T> <T n="3,1,0409,6">IPAGothic</T> <T n="3,1,0411,6">IPAGothic</T>
Family, UniqueIdentifier, FullName, Postscriptの各節のフォント名を全て書換へた。今囘はフォント名の末尾に「[NB]」を追加する事にした。結果は以下の通り。
<!-- Family --> <T n="1,0,0000,1">IPAGothic[NB]</T> <T n="1,1,000b,1">IPAゴシック[NB]</T> <T n="3,1,0409,1">IPAGothic[NB]</T> <T n="3,1,0411,1">IPAゴシック[NB]</T> (中略) <!-- UniqueIdentifier --> <T n="1,0,0000,3">IPAGothic[NB]</T> <T n="1,1,000b,3">IPAゴシック[NB]</T> <T n="3,1,0409,3">IPAGothic[NB]</T> <T n="3,1,0411,3">IPAゴシック[NB]</T> <!-- FullName --> <T n="1,0,0000,4">IPAGothic[NB]</T> <T n="1,1,000b,4">IPAゴシック[NB]</T> <T n="3,1,0409,4">IPAGothic[NB]</T> <T n="3,1,0411,4">IPAゴシック[NB]</T> (中略) <!-- PostscriptName --> <T n="1,0,0000,6">IPAGothic[NB]</T> <T n="1,1,000b,6">IPAGothic[NB]</T> <T n="3,1,0409,6">IPAGothic[NB]</T> <T n="3,1,0411,6">IPAGothic[NB]</T>
書換へたXMLを埋込ビットマップフォントを取除いたTTFファイルと一緒に再度ttfname3に渡した。
C:\work>ttfname3 ipagnb.ttf ipagnb.xml
すると「フォントを出力しました。」と云ふダイアログが表示されて新しいTTFファイルが作成された。此をipagnb.ttfといふファイル名を變更した。IPA Pゴチックも同じ樣にして埋込ビットマップフォントを除去した。
出來た新しいTTFファイルをインストールした。
上記の手順で出來た新しいTTFファイル、
- ipagnb.ttf -- 埋込ビットマップフォントを除去したIPAゴシック。
- ipagpnb.ttf -- 埋込ビットマップフォントを除去したIPA Pゴシック。
をWinXPのフォント・フォルダに複寫した。其乃後でFIrefox (2.0.0.1)のフォントの設定を變更して埋込ビットマップフォントを除去したIPAゴシックを等幅 (Monospace)に、IPA Pゴシックをゴシック體(Sans-serif)に紐附けると以下の樣にアンチエイリアスの効いたフォントで頁を閲覧出來る樣に成つた。

↑此がアンチエイリアスが効かず、埋込ビットマップフォントが効いてゐる状態。

↑此がアンチエイリアスが効いた状態。素晴らしい。
ClearType Tuner PoweToy.
後はWinXPの設定でClearTypeを有効にして、更にClearType Tuner PowerToyをMicrosoftから入手してClearTypeの設定を調節すればをしまひ。
おまけ。
ClearTypeでは無く「畫面のプロパティ」→「デザイン」→「効果」で「次の方法でスクリーン フォントの縁を滑らかにする」で「標準」にしてみると以下の樣な感じに成つた。

此方の方が自分にとつて讀易いかも知れ無い。
追記: リンク修正。(2007-10-01)
ttfname3を配布してゐる頁が移轉してゐたのでリンクを修正した。
追記: IPAフォントが単独配布可能に。(2007-10-03)
日記にも書いたが/.J の記事に拠るとIPAフォントの単独配布が可能に成った模樣。
追記: 新IPAフォントから埋込ビットマップ・フォントを取り除いた。(2007-10-06)
新しいIPAフォントを落として來て埋込ビットマップ・フォントを取り除いた。
手順は2007/10/06 の日記に書いた。
追記: 新IPAフォントを改造した。(2007-10-10)
M+とIPAフォントの合成フォントに新IPAフォントを組込んでみた。
だから正確には「M+とIPAフォントの合成フォントを改造した」か。
プラネットアース 第拾壹集「青い沙漠 外洋と深海」。
けふで國營放送のプラネットアースも最終囘。
けふの特集は海の大半を占める外洋と、水深貳珀米より深い深海の話だつた。
共に對象が見附け難く撮影が困難な場所な爲か、此迄の放映に較べると今一つ取留めの無い内容だつた。
只死魚が海底に堕ちて來た時の映像は凄かつた。
蟹が、團子蟲が、靫が此でもか、と云ふ位群がつて屍肉を貪り數時間後には骨も殘つてゐな無かつた。
多分人が海に沈められても、彼乃樣な感じで骨も殘ら無いのだろうな。屍體の處理には海に沈めるのが一番かも知れ無い。
何て事を思ひ乍ら觀てゐた。亦の機會に纏めて放映して呉れ無いだろうか。
月曜の日記を書いた。
久振りに神田のやまし田に行つた話。